海外からWeChatは使える?中国に行く前に確認すること
海外からWeChatは使える?中国に行く前に確認すること
海外からWeChatを使う方法と注意点を解説。中国に渡航する前に済ませておくべき設定・電話番号認証・VPNの必要性まで整理します。
🐱 この記事の結論
- WeChatは中国国外(日本・海外)からでも基本的に使えるが、新規登録には中国のSMSまたは既存ユーザーによる認証が必要
- アカウント・電話番号認証は中国渡航前(日本にいる間)に済ませておくと安心
- 中国国内でWeChatを使う場合はVPNは基本不要。他のSNSを使いたい場合はVPNを検討
「中国出張が決まったけど、WeChatってどうやって使うの?」「日本にいる間にやっておくことは?」。渡航前に不安を感じるのは当然です。
現地に着いてから「アカウントが作れない」「ログインできない」となると、取引先との連絡手段を失うことになります。この記事では、渡航前に済ませておくべき準備をまとめています。
この記事の結論
- WeChatは日本からでも基本的に使えます。ただし新規アカウント登録には条件があります。
- アカウント作成・電話番号認証は渡航前(日本にいるうち)に完了させましょう。
- 中国国内でWeChatを使う分にはVPNは基本的に不要です。LINEやGoogleなど他のサービスを使いたい場合にVPNを検討してください。
公式確認
料金・対応国・通信容量・返金保証・自動更新・VPN の接続可否は変更される場合があります。申し込み前に必ず公式サイトで最新情報を確認してください。
WeChatとは
WeChat(微信)は中国テンセント社のメッセージ・SNSアプリです。中国では日常的なコミュニケーション・決済に使われており、ビジネス渡航では取引先との連絡手段として必要になるケースがあります。
日本のApp Store / Google Play Storeからもダウンロードでき、日本から無料で利用できます。
渡航前に登録を済ませておく必要がある理由
中国に着いてからアカウントを新規作成しようとすると、いくつかの壁にぶつかる可能性があります。
まず、新規登録には既存ユーザーによる本人確認が必要なケースがあります。現地で知り合いのWeChatユーザーをすぐに見つけるのは難しい場合があります。
また、中国国内のネットワーク環境では、WeChatのアカウント登録フローが日本とは異なる挙動をすることがあります。登録途中で手間取ると、取引先や現地スタッフとの連絡に支障が出ます。
出発前の日本のネットワーク環境で、落ち着いてアカウントを作成・確認しておくのが一番安心です。
WeChat登録ステップ
ステップ1: アプリのインストール
App Store(iPhone)またはGoogle Play(Android)から「WeChat」を検索してインストールします。
設定・契約の手順
1
アプリをインストール
App Store / Google PlayでWeChatを検索してインストールします。
2
電話番号を入力
日本の携帯番号(+81)を入力します。SMSで確認コードが届きます。
3
SMSコードを入力
届いたコードを入力します。「中国の電話番号が必要」と表示される場合は、次のステップを参照してください。
4
既存ユーザーによる認証(必要な場合)
日本の番号が弾かれた場合は、WeChatを持っている知人に頼み、QRコードを読み取ってもらいます。
5
プロフィールを設定
名前・アイコンを設定します。取引先に検索してもらいやすい名前にしておくと便利です。
6
ログインを確認
一度ログアウトして再ログインできるか確認します。渡航前にこの確認まで済ませておきましょう。
⚠️ 電話番号認証の注意点
日本の携帯番号でSMS認証できる場合が多いですが、「中国番号が必要」と表示されるケースも報告されています。アプリのバージョンや地域設定によって挙動が変わるため、うまくいかない場合は既存ユーザーによる認証を試みましょう。
登録時の最新仕様は、公式サポートページで確認することをおすすめします。
WeChat Payについて
WeChat(微信)にはメッセージ機能だけでなく、**WeChat Pay(微信支付)**という決済機能があります。中国では店舗・飲食店・タクシーなどでQR決済が広く使われており、WeChat Payを使えると現地でとても便利です。
ただし、WeChat Payの利用には銀行口座またはクレジットカードとの連携が別途必要になります。
出発前チェックリスト
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WeChat Pay設定の手順・対応状況は変更されることがあります。渡航前に必ずWeChat公式サポートで最新情報を確認してください。
WeChatが使えないと困る場面
中国でWeChatアカウントを持っていない場合、以下のような場面で困ることがあります。
配車サービス(滴滴 / Didi)
中国で広く使われている配車アプリ「滴滴出行(ディディ)」は、WeChatログインで使えるケースがあります。WeChat IDがあると、配車から支払いまでスムーズに進みます。
食事の注文・レストランの予約
多くの飲食店でWeChatのQRコードをスキャンしてメニューを見たり、注文・会計を行います。WeChat Payと連携していると、キャッシュレスで完結します。
ビジネス上のコミュニケーション
中国の取引先や現地スタッフとの連絡はWeChatが主流です。メールよりWeChatの方が返信が早いことも多いため、アカウントがないと連絡のスピードで差が出ます。
グループチャット・ファイル共有
現地での打ち合わせ後にグループチャットに追加してもらい、資料やスケジュールを共有するケースは中国出張でよくある場面です。その場でアカウントがないと参加できません。
渡航前に済ませておくこと
中国に着いてから設定を始めると、認証の問題で手間取ることがあります。日本にいる間に以下を完了させておきましょう。
上の「WeChat登録ステップ」で手順を確認してから、以下の3点も出発前に完了させておきましょう。
- 出張先とWeChat IDまたはQRコードを事前に交換しておく
- WeChat Payが必要な場合は渡航前にクレジットカード連携まで確認する(条件は公式で要確認)
- 一度ログアウトして再ログインできるか動作確認する
VPNとWeChatの関係
中国ではGoogle・YouTube・LINE・Twitterなど多くのサービスが利用できません(グレートファイアウォール)。WeChatは中国政府認可のサービスなので、VPNなしで使えます。
日本からWeChatを使う場合も、VPNは不要です。日本のネットワークからWeChatに接続する際にVPNをかませる必要はありません。
VPNが必要になるのは、中国にいる状態でLINE・Google・YouTubeなどのブロックされたサービスにアクセスしたい場合です。
VPNが必要になるケース:
- LINEで日本の家族・友人と連絡したい
- Googleマップやブラウザ検索を使いたい
- Slack・Zoom・Gmailを仕事で使う必要がある
VPNを使う場合の注意点:
- 中国ではVPNの利用規制があり、現地でのインストールが難しい場合があります
- VPNは必ず渡航前(日本にいる間)にインストール・設定を完了させましょう
中国でのVPN設定・注意事項は中国出張のVPN準備ガイドで詳しくまとめています。
中国出張で使うアプリの準備まとめ
| アプリ | VPN必要 | 渡航前の準備 |
|---|---|---|
| WeChat(微信) | 不要 | アカウント作成・ログイン確認 |
| LINE | 必要(VPN経由) | VPNの事前インストール |
| Google マップ | 必要(VPN経由) | VPN設定・百度地図も検討 |
| Gmail / Google系 | 必要(VPN経由) | VPN設定 |
| Zoom | 必要(VPN経由) | VPN設定 |
中国でブロックされているサービスの一覧は中国でブロックされているアプリ・サービス一覧もあわせて確認してみましょう。
よくある質問
よくある質問
Q. WeChatは中国以外の国でも使えますか?
A. はい、WeChatは世界中から使えます。日本・韓国・欧米など中国国外からも問題なく利用できます。ただし、新規アカウント登録の際には電話番号認証または既存ユーザーによる認証が必要です。登録さえ済んでいれば、海外からでもメッセージの送受信やグループチャットへの参加が可能です。
Q. WeChat登録に中国の電話番号が必要ですか?
A. 必ずしも中国の電話番号が必要というわけではありませんが、日本の番号で登録しようとすると「中国番号が必要」と表示されるケースが報告されています。うまくいかない場合は、WeChatアカウントを持っている知人にQRコードを読み取ってもらう「既存ユーザーによる認証」で登録する方法を試してみましょう。登録時の仕様はアプリのバージョンによって変わるため、最新情報はWeChat公式サポートで確認してください。
Q. WeChat Payは旅行者・出張者でも使えますか?
A. 外国発行のクレジットカードを登録することで使えるケースがあります。ただし対応状況・登録条件は変更されることがあります。旅行者向けの「Visitor Pay」機能が提供されていることもあるため、最新情報はWeChat公式サイト・サポートで確認してください。中国渡航前に設定しておくのがおすすめです。
💡 まとめ
WeChatは日本からでも使えます。渡航前に以下を済ませておくと安心です。
- WeChatアカウントを日本で作成・ログイン確認する
- 出張相手とWeChatIDを事前に交換しておく
- WeChat Payが必要な場合は渡航前にクレジットカード連携まで確認する
- LINEや他のサービスも使いたい場合は、VPNを日本でインストール・設定しておく
中国渡航全体の通信準備については中国出張の通信・インターネット準備ガイドでまとめて確認できます。
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